【応用】ハッブル宇宙望遠鏡

ハッブル宇宙望遠鏡は、グレートオブザバトリー計画の一環として、1990年にアメリカのNASAのスペースシャトルによって宇宙空間に打ち上げられた宇宙望遠鏡です。名称は、宇宙の膨張を発見した天文学者Edwin Powell Hubbleにちなむものです。本体は円筒形状をしており、長さ13.1m、重さ11トンあります。主鏡の直径2.4mの反射望遠鏡を内蔵しており、いわゆる宇宙の天文台のようなものです。メンテナンスが必要な場合には、宇宙飛行士がスペースシャトルで乗り込み、光軸の調整や観測装置の修理、追加のカメラや分光器の取り付けなどを行ってきました。

ハッブル宇宙望遠鏡の軌道は地上約600kmにあり、大気の揺らぎがないため宇宙の微細な構造を観測することができます。大気に邪魔されないため、遠くの星を高分解能で観測できます。

稼働開始以来、多くの実績を残してきました。銀河系を取り巻くダークマターの存在を明らかにしたり、宇宙の膨張が加速しているという証拠を観測したり、ブラックホールの存在を示したりと、これまで地上からの観測では得られなかった知見を得てきました。

科学雑誌に投稿された論文は21年間で10,000件を超えることからも、成果の大きさが分かります。成果の一つとして、得られたイメージがNASAのホームページで公開されています。これらのイメージからも非常に鮮明な画像が得られていることが分かります。

ハッブル宇宙望遠鏡は、打ち上げからかなりの年月が経っています。次の宇宙望遠鏡の計画もあるようです。2021年には、その後継機としてより高性能なジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 の打ち上げが計画されているようです。

”光”の観測により、我々人類はさらに多くの発見を得ることができそうです。

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